ひろあきパパの頑張らないブログ

頑張りすぎずマイペースで更新します

イスが考えていることとは?

こんばんは。
ひろあきパパです。

さて今回のテーマですが、新たな試みをしてみようと思います。


それは、あるモノの気持ちになってみて、そのモノの思いを共有しようと言う試みです。


ひろあきパパもお初なので、まず題材や書き始めのとっかかり、あとはブログのカテゴリー名も「どうしたものか」と思っていました。

しかしですよ、カテゴリー名なんて後でいくらでも変えることができるし、「取りあえず書いちゃえ」と言うことで書き進めることにしました🤗


では、よろしくお願いします。







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イスとは何か?


まず、イスの役割とはなんでしょうか?

それは人が腰かけるために存在します。





シ~~~~~ン





表現が古い・・・





当たり前すぎて、一瞬で記事が終ってしまいます。


ただ、腰かけるにしても、いくつか種類があると思うんですよね。

1、休むため

2、乗り物などに乗るため
※映画館などのイスも含む

3、ふんぞり反って威張るため


などなど。


こうなるとイス達の間にも様々な上下関係がありそうです。



イスの上下関係? 何のこっちゃ


おいお前らっ、パイプイスのクセに俺の前に来るんじゃない‼️
引っ込んでろ‼️


キレイに装飾されて、横暴な王様が座るイスは常に周りのイスを見下しています。


でも、その威張った態度は孤独から来るんですね。


王様のイスは一つしかなく、パイプイスは数えきれないくらいたくさんあります。


威張ることでしか自分を主張できない悲しいイスさんなんです。



キレイに装飾されている。

手入れも行き届いている。

何せ、王様しか座れない。



これが相手を見下し、上下関係を生む原因です。


イスの世界も辛いものです。



王様のイスは何を考えているのか


王様のイスはいつクビになるかと、ビクビクしながら毎日を過ごしています。



なぜって?



王様は少しでも目新しいモノを見つけると金に物を言わせてすぐに買い換えてしまいます。


そうなると単なる粗大ゴミに落ちぶれてしまいます。


そうです。あのバカにしていたパイプイス以下に成り下がってしまうのです。





イヤだぁぁぁ





そうならないために王様のイスは、例え王様に雑に扱われようとも、座面におならをされようとも、

「耐える耐える耐える」

これしかないのです。



王様が寝ているときもゆっくりできません。


王様が座るときのお尻が痛くないように、座面のクッションに空気を含ませてふかふかにしておかないといけません。


これが結構な苦労を要します。

一日の役目を終えてクタクタなのに、全身に力を込めて少しずつ空気を含ませていきます。

これが結構デリケートな作業なんです。


王様のイスは細い繊維を丁寧に編み込んで作られています。


一気に空気を入れようとすると、たちどころに破けてしまいます。


このような感じで「クビにだけはなりたくない」一心で毎日過ごしているんですね。





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イスとはつらいのかモノなのか?

「イスの皆さん、辛いと思ったことはありますか?」


ここで、公園のベンチさんが手を上げました。

「時には辛い思いもしますが、公園にいると様々な人間模様が見れて毎日とても考えさせられます。時にはとても幸せな気分になることもありますね」


う~ん、どう言うことでしょう。


公園のベンチが言うにはこうです。



ざらしの公園に配置されていると、夏は暑く冬は凍てつく寒さ。
そして、雨風にさらされてとてもじゃないけど、まともな環境とは言えない。

王様のイスさんには悪いが、あなたではとても耐えることはできないと思いますよ。


でも、家庭のイス、映画館のイス、学校のイスでは体験できないこともたくさんあります。


昼休みの時間帯には私に腰かけて、会社員がパンを食べながら仕事をしている様子と遭遇します。

ご飯って本当はゆっくりおいしく食べるものですよね?
果たしてこの会社員はおいしく食べているのでしょうか?
他人事ながら心配になってきます。
パンくずに寄ってきた友達のアリさんとよくそんな話をしています。


会社員の仕事っぷりを見ていると、人間社会の厳しさを垣間見ることができますね。



時には子供がベンチ(イス)の上で跳び跳ねて、お母さんから注意を受けている場面にも遭遇します。


ダンスチームメンバーが目の前で練習しているのを眺めている時もあります。


夜になるとカップルの甘い会話が聞こえてきます。


時には鳥のさえずりを聞きながら猫とおしゃべりをすることもあります。





厳しい環境ながらも、こんなにバラエティにとんだ経験ができるのは、公園という場所に身を置いているからではないかなと思いますね😊


確かに辛いこともありますが、一人じゃありません。

周りに仲間のイス達がいますし、何だかんだ楽しいことの方が多いような気がします。


私たちに座ってくれたときに、本当にリラックスできている感じが伝わってきたら、最高に嬉しいですね☺️


あまり乱雑に扱われると結構踏ん張らなければいけないので、皆さん優しくお願いします。



では、私に会ったらぜひ話しかけてみてください。
最近は随分人間の言葉が解るようになってきましたからね。

皆さん、どこかの街でお会いしましょう。